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小上がり和室とは?後悔・失敗を避ける設計と収納活用術|高気密高断熱の家に合う和空間の魅力

  • takakuraya
  • 10月31日
  • 読了時間: 6分
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小上がり和室とは?|現代の住宅に合う“使える和の空間”


「小上がり和室」とは、床より一段高く設けた畳敷きのスペースを指します。段差を設けることで、同じ空間の中でも緩やかにゾーニングされ、リビングの一角に“和のくつろぎ空間”をつくることができます。


近年では、注文住宅の間取りの中でこの小上がりをリビングに取り入れる事例が増えており、子どもと遊ぶスペース、来客用の簡易的な客間、洗濯物を畳む場所、時にはお昼寝や読書スペースとしても活用されています。


高倉屋では、お客様の暮らしに合わせた自由設計を得意としており、小上がり和室の使い方や広さ、素材選びに至るまで、ライフスタイルに最適な提案が可能です。


小上がり和室のメリット|収納・多用途・デザイン性を両立


小上がり和室の最大の魅力は、段差を活かした「収納性」にあります。床下部分を引き出しやフラップ式の収納にすることで、普段使いの布団や季節物、子ども用品などを効率よくしまうことができます。


また、畳の上で足を伸ばしてくつろげる点も、椅子やソファとは違った魅力。帰宅後にごろんと横になったり、小さなお子様と一緒に遊んだりと、リラックスできる空間として重宝されます。


インテリア面でも、小上がりは空間に立体感をもたらし、シンプルなLDKにメリハリを加える要素に。高倉屋が採用する無垢材や漆喰などの自然素材との相性も良く、調湿性や空気質の面でもプラスに働きます。


小上がり和室の収納アイデア|床下スペースを有効活用


小上がりの床下は、アイデア次第で収納力を大きくアップできます。


たとえば【引き出し収納】は、普段使いの衣類や子どものおもちゃなど“よく使うもの”の収納にぴったり。開け閉めがしやすく、見た目もすっきりします。


【フラップ収納】は、災害用の備蓄品や布団などのかさばるアイテムの収納に向いています。見た目はスッキリ保ちつつ、実用性も兼ね備えます。


さらに、畳の下に収納スペースを設けつつ、壁面棚と組み合わせることで、リビング周辺の「隠したいモノ」をまとめて整えることも可能です。


高倉屋では、美しいデザインと高い収納力を両立させた施工事例も多く、収納に困らない住まいづくりをサポートしています。


小上がり和室で「後悔した」という声|よくある失敗と理由


一方で、小上がり和室に関しては「後悔した」という声も少なくありません。よくあるのは次のような失敗例です。


  • 段差が邪魔:掃除ロボットが使えなかったり、バリアフリーに逆行するという声があります。

  • 用途が定まらない:具体的な使い方を決めずに設置した結果、結局物置になってしまうことも。

  • 収納力が足りない:床下収納を設けたのに、実際には思ったより物が入らない…というケースもあります。

  • 湿気・カビが気になる:通気性の低い住宅では、畳下がカビの温床になるリスクもあります。


こうした後悔は、設計段階での工夫や住宅性能によって回避することが可能です。


失敗を避けるための設計ポイント


後悔しない小上がり和室にするためには、段差の高さ・広さ・素材の選定が重要です。


  • 段差の高さは20〜30cmが目安。高すぎると上り下りが面倒に、低すぎると収納が確保できません。

  • 畳の素材は見た目だけでなく機能性も考慮が必要。高倉屋では、色あせしにくくダニの心配も少ない和紙畳なども相談できます。

  • 広さは3〜4畳ほどでも十分。LDK全体のバランスを崩さないサイズ感が大切です。


加えて、高倉屋のようにC値0.3以下・UA値0.26以下を目指す高性能住宅であれば、湿気や冷えに強い空間づくりが可能。小上がり和室の「通気性」や「寒さ」が心配な方にも安心の設計です。


小上がり和室は「後付け」できる?リフォーム時の注意点


新築時に取り入れなかった場合でも、リビングの一部を改修して後付けすることは可能です。ただし、いくつかの注意点があります。


まず、段差をつけるための高さの確保が必要で、天井高とのバランスが難しいケースも。また、構造の強度や、収納スペースの取り方によっては制約が出る場合もあります。


さらに、高気密高断熱住宅では、床下の通気や断熱性能への影響も考慮しなければなりません。気密性の低下を避けるためには、施工の精度が求められます。


高倉屋では、リフォーム時でも将来の使い方まで見据えた提案が可能。プラン段階から丁寧に相談できます。


小上がり和室は「いらない派」にも納得の設計が可能?


「段差は必要?」「畳は使わないかも…」「掃除しにくそう」といった声から、小上がり和室は“いらない”という選択をする方もいます。


しかし、その理由の多くは“ライフスタイルに合っていない”ことにあります。


たとえば、小上がりではなく、フラットな和室スペースを設けるだけでも、デザイン性と使いやすさを両立できる場合があります。段差がないことで掃除もしやすく、家族全員が使いやすい空間になります。


高倉屋では、丁寧なヒアリングを通じて、「必要・不要」の判断をサポート。「つくったけど使っていない」という後悔が起きない設計を大切にしています。


高倉屋の家づくりに見る「和モダン×高性能住宅」の魅力


小上がり和室は、和の雰囲気を持ちつつも、現代的なデザインに調和させることがポイントです。高倉屋の家づくりでは、この“和モダン”の空間を性能住宅の中に自然に溶け込ませる工夫が凝らされています。


たとえば、漆喰の壁や無垢材の床と組み合わせることで、自然素材が持つ調湿性や温かみが活き、畳空間でも心地よい温熱環境が実現されます。


また、高気密高断熱×ZEH×長期優良住宅にも対応しており、性能を損なわずに和室を取り入れるデザイン力も高く評価されています。


全棟で気密測定を実施する高倉屋なら、細部まで配慮された安心の施工体制で“後悔しない和の空間”をつくることができます。


まとめ|小上がり和室は「設計×暮らし方」で価値が決まる


小上がり和室は、うまく設計すれば「収納」「癒し」「空間のアクセント」として非常に有効な空間になります。


一方で、使い方を想定せずにつくると、段差が邪魔になったり、物置と化してしまうなどの“後悔ポイント”になりかねません。


だからこそ、設計段階で「何に使いたいのか」「どんな生活スタイルなのか」をしっかり整理することが重要です。


高気密高断熱・自然素材・自由設計を強みとする高倉屋なら、デザイン性と機能性を両立した“後悔しない小上がり和室”を提案できます。


まずは、理想の和空間について一緒に考えてみませんか?



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