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家を買うのに必要な年収はいくら?300万円〜600万円で買える家をシミュレーション|高倉屋

  • takakuraya
  • 7月2日
  • 読了時間: 5分


家を買うための年収の目安とは?基本の考え方を解説


家を買いたいと考えたとき、多くの方がまず気になるのが「自分の年収で家を買えるのか?」という点です。家は人生で最も大きな買い物のひとつ。だからこそ、年収と購入可能な金額との関係性を正しく理解することが重要です。

よく使われる目安のひとつが「年収の何倍の家が買えるか」という指標です。金融機関が住宅ローンの審査で基準とするのは「返済比率」。これは年収に対して年間のローン返済額が何%か、という考え方で、一般的には25〜35%が安全ラインとされています。

たとえば年収400万円の方なら、年間返済額は100万〜140万円(月8.3万〜11.6万円)が妥当となります。金利1.5%・35年ローンを想定した場合、借入可能額は約2,500万〜3,500万円程度。これが“買える家”の目安になります。

ただし、「借りられる額=返せる額」ではありません。家計全体のバランスを考慮し、無理のない資金計画を立てることが、後悔しない家づくりの第一歩です。



年収別で見る!どんな家が買える?【300万〜600万】


ここでは、年収300万〜600万円の方が、どのような家を購入できるのかをシミュレーション形式でご紹介します。


年収300万円のケース

  • 想定借入額:1,500万〜2,000万円

  • 月々返済:5万〜7万円

  • 選べる住宅:中古住宅、建売住宅、郊外の規格住宅

  • 注意点:土地代込みの注文住宅は厳しい。頭金を増やすか親からの援助があれば選択肢が広がる。


年収400万円のケース

  • 想定借入額:2,000万〜2,800万円

  • 月々返済:7万〜9.5万円

  • 選べる住宅:郊外の注文住宅、小規模な新築一戸建て

  • ポイント:土地代を抑えれば自然素材を使った家も視野に入る。


年収500万円のケース

  • 想定借入額:2,800万〜3,500万円

  • 月々返済:9万〜11.5万円

  • 選べる住宅:注文住宅、ZEH対応住宅、二世帯住宅

  • メリット:住宅性能やデザインにこだわる余裕が出てくる。


年収600万円のケース

  • 想定借入額:3,500万〜4,200万円

  • 月々返済:11万〜13.5万円

  • 選べる住宅:都市近郊の広めの注文住宅、自然素材×高性能住宅

  • 安心感:金利上昇や子どもの教育費を加味しても対応しやすい水準。



世帯年収で考える住宅購入|共働き世帯の資金戦略


共働き夫婦の場合、世帯年収を合算してローン審査を受けられる「収入合算」が可能です。たとえば、夫婦でそれぞれ400万円と300万円の年収がある場合、合算で700万円の世帯年収として審査され、借入可能額も大幅に増加します。

ただし、借入可能額が増えるからといって、無理に高額な家を購入するのはリスクがあります。出産・育児・教育など、将来の支出も見据えたうえで、片方の収入でもある程度返済できるような安全ラインを意識しましょう。

また、共働き世帯の場合、ライフスタイルに合った間取りや動線設計が重要になります。高倉屋では共働き世帯の家事・育児動線を考えたプランも数多く提案しています。



独身・シングルマザーでも家は買える?ポイントと注意点


住宅購入は、家族世帯だけの選択肢ではありません。近年では、独身者やシングルマザーによる住宅取得も増えています。特に「家賃を払い続けるより、資産として残る家を持ちたい」という意識が強まっています。

独身でも住宅ローンは可能ですが、審査では安定した収入・雇用形態・勤続年数などが重視されます。また、ライフプランに応じて将来的な支出(結婚・転職など)にも備える必要があります。

シングルマザーの場合、住宅ローンの審査がやや厳しくなる傾向にありますが、自治体によっては子育て世帯向けの住宅補助や助成金制度が用意されている場合もあります。

いずれにしても、「無理のない資金計画」「補助制度の活用」「ライフプランとの整合性」がポイントです。高倉屋では、独身者やシングルマザーの家づくりについても、丁寧なヒアリングと現実的なプラン提案を行っています。



年収の何倍の家なら安心?借入額のシミュレーション


「年収の何倍まで住宅を購入していいの?」という問いに対しては、一般的に「年収の5倍以内」が安全ラインとされています。

たとえば、年収400万円なら2,000万〜2,500万円程度の住宅が安心とされます。ただし、実際には住宅ローン返済比率を基に考える方がより現実的です。

以下は、返済比率25%・金利1.5%・35年ローンを前提にした年収別の借入可能額です:

年収(万円)

借入額の目安(万円)

月々返済(万円)

300

約1,800

約6.2

400

約2,500

約8.3

500

約3,200

約10.6

600

約3,800

約12.5

このシミュレーションからもわかるように、「買える家」と「買っていい家」は違います。将来的な支出や変動リスクを見越して、少し控えめな借入額を設定することが、安心の住まいづくりにつながります。



家を買うなら今?年収に合った無理のない購入計画を


現在、住宅価格は上昇傾向にある一方で、住宅ローン金利は依然として低水準にあります。今後、金利が上昇する可能性もあるため、「借りやすい今のうちに家を買う」という選択も有効です。

また、家賃をずっと払い続けるよりも、ローンを組んで自分の資産にしたいと考える人も増えています。特に自然素材や高性能住宅など、長く快適に暮らせる住まいへの関心は年々高まっています。

年収に合った無理のない予算設定、補助制度の活用、土地選びから始まる丁寧な計画——これらを実現するには、信頼できる住宅会社とのパートナーシップが不可欠です。

高倉屋では、自然素材・高性能・安心価格を軸に、年収やライフプランに応じた住宅提案を行っています。無料相談も受け付けていますので、まずはお気軽にご相談ください。


 
 
 

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