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断熱等性能等級とは?等級4・5・6の違いと地域区分、高倉屋の高性能住宅へのこだわり

  • takakuraya
  • 7月31日
  • 読了時間: 5分

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マイホームを建てるにあたって、多くの方が気にする「住宅性能」。その中でも、快適性や省エネ性に直結するのが「断熱性能」です。この記事では、国の基準として設けられている「断熱等性能等級」について、4・5・6の違い、仕様基準、地域区分、そして調べ方まで丁寧に解説します。さらに、自然素材と高断熱を両立する家づくりに取り組む高倉屋ならではの住宅性能についても紹介します。


断熱等性能等級とは?住宅性能を示す重要な指標

断熱等性能等級は、住宅の「断熱性能」を数値化した国の基準で、住宅の省エネルギー性や快適性を測る指標として用いられています。この等級が高いほど、外気の影響を受けにくく、冷暖房の効率が高い家ということになります。

この制度は、国土交通省が定める「住宅の品質確保の促進等に関する法律(品確法)」に基づいており、省エネ基準やZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の評価にも関係しています。住宅性能を数値で把握できるため、これから家を建てる方にとって、信頼性の高い指標といえるでしょう。


等級4・5・6の違いをわかりやすく解説

断熱等性能等級には現在、主に等級4・5・6が存在します。それぞれの違いは、住宅の断熱性能が満たすべき数値基準(UA値など)で定義されています。

・等級4(旧省エネ基準) 等級4は、2013年に定められた「省エネ基準」に準拠するレベルで、これまでのスタンダードな性能とされていました。北海道や東北地方など寒冷地では、UA値0.46以下、本州の大部分では0.87以下という基準があります。

・等級5(ZEH水準) 等級5は、ZEH基準を満たす水準で、UA値がさらに厳しく設定されています。例えば大阪エリア(6地域)ではUA値0.6以下が目安となり、冷暖房エネルギーの消費を大幅に抑えられる住宅性能を意味します。

・等級6(より高性能な次世代基準) 等級6は2022年に導入された新基準で、等級5よりさらに高性能な断熱性能を求められます。たとえば、6地域での基準はUA値0.46以下とされており、外気の影響を極力遮断することで、室内の温度変化を最小限に抑えることができます。

等級の数字が上がるほど性能が高くなる一方で、設計や施工の難易度や費用も高くなります。そのため、「等級が高ければ無条件で良い」とは言い切れず、自身の暮らし方や地域に合った等級選びが重要です。


断熱等性能等級の調べ方と仕様基準とは

住宅の断熱等性能等級は、建築設計時に算出される「UA値(外皮平均熱貫流率)」によって決まります。これは、家全体の断熱材や窓の性能、建物の形状などをもとに計算される値です。

設計図面や住宅性能評価書を見れば、どの等級に該当するかが確認できます。また、長期優良住宅やZEHの申請を行う場合にも、等級の基準を満たすことが求められるため、住宅会社に確認しておくと安心です。

国土交通省の定める「仕様基準」では、部位別の断熱材の厚さや性能等が細かく規定されています。たとえば、壁にはグラスウール〇mm以上、窓にはLow-E複層ガラスを採用するなど、構造ごとに基準が明記されています。設計段階からこれらの仕様に基づいて選定・施工することが、断熱等性能等級の認定には欠かせません。


地域区分で異なる基準|自分の住む場所の等級目安は?

断熱性能の基準は、全国一律ではありません。日本は気候が大きく異なるため、8つの「地域区分」に分けられています。たとえば、北海道は1地域に分類されており、大阪や京都は6地域です。

6地域での等級5の基準はUA値0.6以下、等級6では0.46以下という設定。つまり、大阪で等級6を取得しようとすると、東北地方の等級5並みの断熱性能が必要となるということです。

地域区分は国交省のサイトや、住宅会社が提示する資料で確認可能です。断熱等性能等級の理解には、自分の住む地域の区分とそれに応じたUA値基準の把握が重要になります。


高倉屋の家は、自然素材と高性能を両立した“ちょうどいい”住宅

高性能住宅というと、どうしても「性能数値」だけが独り歩きしがちですが、高倉屋では「住み心地」との両立を大切にしています。

高倉屋の家は、無垢材や漆喰といった自然素材を使用しつつ、断熱性能や気密性の高さにもこだわって設計されています。断熱材には建物に適した素材を用い、サッシも断熱性・遮熱性の高いものを採用。これにより、UA値をしっかりと管理しながら、自然素材による調湿性や肌触りの良さも実現しています。

また、建物の構造や開口部の配置にも配慮し、地域ごとの気候風土に合った最適なプランニングを行っています。等級6相当の断熱性能を実現しつつ、素材やデザインにも妥協しない「心地よい住まい」を提案しています。


まとめ|断熱等性能等級を理解し、安心・快適な住まいを選ぼう

断熱等性能等級は、快適で省エネな暮らしを叶えるための重要な指標です。4・5・6の違いや地域区分、仕様基準を正しく理解することで、住宅の性能を数値的に比較・評価できるようになります。

とはいえ、数字だけにとらわれず、自分たちの暮らし方や価値観に合った「ちょうどいい住宅」を選ぶことも大切です。自然素材のやさしさと高性能を兼ね備えた家をつくる高倉屋では、一棟一棟に丁寧な設計と施工を行い、断熱性能と快適性の両立を実現しています。

もし、これから家づくりを始めるなら、ぜひ高倉屋の無料相談を活用してみてください。住み心地も性能も妥協しない、あなたにぴったりの住まいを一緒につくりましょう。


 
 
 

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