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FIX窓とは?メリット・デメリットや後悔しないための選び方を解説

  • takakuraya
  • 7月31日
  • 読了時間: 4分

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家づくりにおいて窓のデザインや機能は、住まいの快適性や外観の印象を大きく左右します。その中でも「FIX窓(フィックス窓)」は、採光やデザイン性を重視する方に選ばれることが多いタイプです。しかし一方で、「FIX窓にして後悔した」「防犯面が不安だった」という声も聞かれるため、採用前にしっかりと特徴を理解することが大切です。

この記事では、FIX窓とは何か、そのメリット・デメリットを丁寧に解説し、後悔しないためのポイントや高倉屋が提案する自然素材住宅との相性についてもご紹介します。


FIX窓とは?開かない窓の特徴と役割

FIX窓とは、サッシが固定されていて開閉できない窓のことを指します。通風のための機能はありませんが、採光や外観デザインにおいて非常に有効な役割を果たします。

一般的には、吹き抜けの高い位置や階段部分、玄関横などに設置されることが多く、視線を遮りながらも光を取り入れる目的で使われます。窓ガラスのサイズや形も自由に設計しやすいため、住宅のデザインにアクセントを加えるのに適した窓とも言えるでしょう。


FIX窓のメリット|採光・外観・気密性の高さに注目

FIX窓が注目される理由は、そのシンプルな構造ゆえに多くのメリットを持っているためです。ここでは代表的な利点をご紹介します。

採光性が高い

FIX窓は枠が細く、開閉機構がない分ガラス面積を広く確保できるため、室内に取り込める自然光の量が多くなります。特に南側の壁に配置することで、日中は照明を使わずに生活できるほどの明るさを得られることもあります。

デザインの自由度が高い

FIX窓は縦長や横長、正方形などさまざまな形で設計できるため、外観のアクセントとして重宝されます。例えば、無垢材の外壁とガラスのコントラストを活かしたナチュラルモダンなデザインは、高倉屋の家づくりとも非常に相性が良いです。

気密性・断熱性が高い

開閉しない構造であるため、隙間風や熱の出入りが起こりにくく、気密性・断熱性に優れています。高気密高断熱住宅を推奨する高倉屋の設計理念にも合致する窓種です。

メンテナンスが少ない

開閉機構がないため、経年劣化による開閉不良や部品の交換がほとんど発生せず、メンテナンスの手間が少なく済みます。


FIX窓のデメリット|換気不可・掃除の難しさ・防犯面への注意

FIX窓にはメリットだけでなく、注意しておくべきデメリットも存在します。あらかじめ想定しておくことで、「こんなはずじゃなかった」という後悔を避けることができます。

換気ができない

FIX窓は開かないため、通風には使えません。通気性を確保するには、他の窓(引き違い窓や縦すべり窓)との組み合わせが必要です。換気計画のバランスを考慮しないと、空気がこもりやすくなる原因になります。

掃除がしにくい

高所や手の届きにくい位置に設置した場合、外側のガラス掃除が難しくなるケースもあります。設置場所を工夫したり、清掃用の足場を考慮した設計が求められます。

防犯性への配慮が必要

FIX窓は「開かない=侵入されにくい」と思われがちですが、ガラスを割られるリスクはゼロではありません。とくに地面に近い位置に設置する場合は、防犯合わせガラスや格子の設置、視線対策などを検討することが大切です。


FIX窓を採用して後悔しないためのチェックポイント

FIX窓を活かすには、家全体の設計とのバランスが重要です。以下のような点を事前に検討することで、後悔のリスクを避けることができます。

  • 換気窓と組み合わせて設計する

  • 採光が必要な場所に適切に配置する

  • メンテナンス性を考慮して高さや位置を調整する

  • 防犯性を考えて対策を施す

高倉屋では、一棟ごとに建物の設計意図やライフスタイルを丁寧にヒアリングし、こうした点をしっかりと計画に反映する体制を整えています。


FIX窓と自然素材住宅の相性とは?高倉屋の家づくりとの親和性

高倉屋の家づくりは「無垢材」「自然素材」「職人の手仕事」を大切にした設計が特徴です。そうしたナチュラルな住宅において、FIX窓は自然光の取り込みと意匠性のバランスをとるための有効なパーツとなります。

例えば、木の温かみを活かした空間にFIX窓から優しい光が差し込むことで、自然素材の魅力がより一層引き立ちます。また、壁一面に配置することで、外と内をつなぐような「抜け感」を演出できるのもFIX窓ならではの魅力です。


まとめ|FIX窓のメリット・デメリットを理解して、後悔のない選択を

FIX窓は採光・デザイン性・気密性といった点で優れた特徴を持つ一方、換気できない・掃除しにくいなどの課題もあります。ただし、家全体の設計や他の窓との組み合わせを工夫することで、それらのデメリットは十分に補うことが可能です。

高倉屋では、一棟ごとに異なる暮らし方に合わせた設計提案を行い、FIX窓の特性を活かした住まいづくりを実現しています。「自然素材と窓の光が調和する家」に興味がある方は、ぜひ一度、高倉屋にご相談ください。


 
 
 

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