G-EJMHP19RSW
top of page

断熱等級7とは?UA値・C値・電気代との関係やメリット・デメリットを高性能住宅のプロが解説

  • takakuraya
  • 9月26日
  • 読了時間: 5分
ree

これから家づくりを始める方の中には、「断熱等級7って何?」「高性能住宅って本当に電気代が安くなるの?」といった疑問を抱えている方も多いのではないでしょうか。

本記事では、2022年に新設された「断熱等級7」の基準や、UA値・C値といった性能指標の意味、そして電気代との関係について、住宅性能に強みをもつ「高倉屋」の家づくりを例にわかりやすく解説します。


断熱等級7とは?2022年からの新しい基準を解説


「断熱等性能等級」とは、住宅の断熱性能を数値化した指標で、1から7までの等級があります。等級が高いほど断熱性能が優れており、光熱費の削減や快適性向上に直結する重要な基準です。

これまで最高等級だった「等級4」や「等級5」に代わり、2022年10月に「等級6」と「等級7」が新たに設定されました。中でも断熱等級7は、最も厳しい断熱性能が求められる最高ランクです。

具体的には、断熱等級7の基準は以下の通りです。


  • UA値0.26以下(寒冷地は0.20以下)

この水準は、真冬でもエアコン1台で家全体が快適に保たれるレベルの高断熱性能を意味します。今後の省エネ基準の主流になると見込まれ、まさに“未来基準”ともいえる存在です。


UA値とは?断熱等級7との関係を正しく理解しよう


UA値(外皮平均熱貫流率)とは、住宅の外壁や屋根、床、窓などから逃げる熱の量を数値化したものです。この数値が小さいほど、外気温の影響を受けにくい高断熱な家ということになります。

断熱等級ごとのUA値の基準は以下の通りです。


  • 等級6:UA値0.46以下

  • 等級7:UA値0.26以下


高倉屋の家は、この等級7の基準であるUA値0.26以下にも対応できる高性能住宅です。設計段階から断熱性能を考慮し、住まいの快適さと省エネを両立させています。


C値との違いと重要性|断熱性能を活かす「気密性」


UA値が断熱性能を示す一方で、C値(相当隙間面積)は住宅の気密性、つまり家にどれだけ「すきま風」があるかを示す指標です。

たとえUA値が高くても、家のどこかに隙間が多ければ冷暖房の効率が落ち、断熱性能のメリットが失われてしまいます。つまり、UA値とC値はセットで考えるべきなのです。

高倉屋では、この気密性能にも強いこだわりを持っています。全棟で気密測定を実施し、「C値0.3以下」を目指した施工を行っており、見えない部分の性能までしっかりと確保しています。


断熱等級7のメリット|電気代・快適性・健康への好影響


断熱等級7相当の住宅には、さまざまなメリットがあります。

  • 冷暖房効率が高く、光熱費が年間数万円以上節約できる

  • 室内の温度差が小さく、ヒートショックの予防につながる

  • 夏は涼しく冬は暖かい、年中快適な室内環境を実現できる


特に注目したいのは、冷暖房のコスト削減です。断熱等級7の性能を持つ住宅は、エアコン1台で家全体を快適に保てる設計も可能です。高倉屋では、高気密高断熱+自然素材+効率的な間取り設計によって、こうした暮らしを実現しています。


断熱等級7のデメリットとは?注意すべき点もある


もちろん、断熱等級7にもデメリットや注意点は存在します。

  • 高性能な断熱材や窓、施工精度が必要=コストアップの可能性

  • 断熱仕様によって設計の自由度に影響が出ることもある

  • 換気設備などのメンテナンスが重要


高断熱住宅は、しっかりとした設計と施工がなければ本来の性能を発揮できません。しかし高倉屋では、コストと性能のバランスを考慮した提案を行っており、断熱等級7相当の家づくりを無理なく目指せる環境が整っています。


高断熱住宅に使われる断熱材|グラスウールだけじゃない選択肢


断熱材といえばグラスウールが一般的ですが、高断熱住宅ではより性能の高い断熱材が採用されることもあります。

代表的な断熱材には以下のような種類があります。

  • グラスウール(コストパフォーマンス重視)

  • 硬質ウレタンフォーム(高い断熱性能)

  • セルロースファイバー(調湿性・防音性に優れる)

高倉屋では、外断熱(ネオマフォーム)+内断熱のW断熱構造を採用可能です。さらに、断熱材の性能だけでなく、気密・換気・窓のトータル設計を大切にしており、家全体の性能向上に取り組んでいます。


断熱等級7の家は「どんな工務店」で建てるべきか?


高断熱住宅を建てるには、どの工務店でもよいわけではありません。以下のポイントが重要になります。

  • 高断熱・高気密住宅の施工実績があるか

  • UA値やC値を明確に提示できるか

  • 設計から施工まで一貫して対応できる体制か


高倉屋では、「高気密高断熱のプロ」として以下のような強みを持っています。

  • 全棟気密測定を実施

  • 自然素材(無垢材・漆喰)との両立

  • 専属大工による丁寧な施工体制

  • ZEH住宅・HEAT20 G2〜G3にも対応可能


単なる性能数値だけでなく、本質的な住み心地の良さと、施工品質を両立させている点が特徴です。


断熱等級7の家にするなら「いつから」考え始めるべき?


断熱性能は、家を建ててから改善するのは非常に難しいため、設計段階から性能計画を立てることが重要です。

  • 土地選びと同時に断熱・気密計画を進める

  • 間取りとのバランスを取りながら仕様を決定

  • 2025年以降の省エネ住宅義務化の流れにも対応


高倉屋では、プラン提案時に断熱・気密・省エネ計画まで一括相談が可能です。性能・デザイン・コストのすり合わせを早い段階で行うことで、後悔のない家づくりが実現できます。


まとめ|断熱等級7で、未来基準の快適な暮らしを


断熱等級7は、単なる“高性能”を超えた、「未来の標準」となる住宅性能です。UA値・C値の正しい理解と、信頼できる工務店の選定が成功のカギを握ります。

高倉屋では、高気密高断熱・自然素材・暮らしやすさを融合した家づくりを実現可能。大阪・奈良エリアで断熱等級7相当の家を検討中の方は、ぜひ一度ご相談ください。



高性能住宅を建てたい方へ


▶ 高倉屋では、UA値・C値・断熱材の選定まで考えた断熱等級7相当の家づくりをサポートしています。 無料相談・施工事例の見学も受付中。まずはお気軽にご相談ください。




 
 
 

コメント


contact.

© 2021 by TAKAKURAYA

bottom of page